う蝕の進行度と留学生
「1、2、3、マル、4C1、5,6,7、マル、8C2…」
皆さん、どこかで聞いたことがありませんか?
そう!歯科検診で小さいころから「C(シー)」ってなんだろうと思いながら聞いていたあれです。
「C(シー)」はう蝕(虫歯)の進行度を示すものだそうなのですが、
先日、留学生と看護師国家試験の勉強をしていて、下記のような予想問題を一緒にやりました。
Q:う蝕の進行度を表すのはどれか。(『プチナース 看護師国試2021必修問題完全予想550問. 照林社. 2020より)
1.%(パーセント)
2.型
3.C(シー)
4.ステージ
もちろん、答えは「3.C(シー)」なわけですが、この問題を一緒に解きながら(留学生は間違えてしまいました)、看護師国家試験では、留学生は言葉の壁だけでなく、このような日本人なら聞き慣れた言葉や日本人ならわかる文章のニュアンスで不利な部分があるなーと感じました。
以前には、病院内の組織を問う問題の選択肢に「教育委員会」とあり、留学生には「?」…
学校で起こる問題で謝罪会見なんかをしているニュースを日本人であれば、よく見かけるわけですが、留学生にはなかなか難しいです。
本年度は4年生の担任をしていて、留学生の国家試験対策にも携わってきました。
留学生が看護師国家試験に合格するということは、本当に大変なことですが、がんばった彼らに敬意を表しつつ、2月14日(日)に迫った国家試験で全力を出し切り、桜咲くことを心から願っています!
留学生も日本人学生も、全国の看護学生の皆さん!国家試験がんばってください!
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